【YOXOカレッジ2025】第1回・第2回 企業の利益率を考える「半導体産業の利益率はどうして高いのか?」(2回シリーズ)


2025年度 YOXOカレッジ
第1回・第2回
企業の利益率を考える
「半導体産業の利益率はどうして高いのか?」
(2回シリーズ)

2回シリーズですが、個別受講できます。

講座タイトル 企業の利益率を考える
 「半導体産業の利益率はどうして高いのか?」(2回シリーズ)
開催日時 第1回:2025年11月12日(水)18時00分~19時45分
第2回:2025年11月18日(火)18時00分~19時45分
講座説明

第1回:「半導体産業の利益率はどうして高いのか?
 自動車産業と比較してみる」

半導体産業の営業利益率はデバイスメーカーのみならず、
装置・材料メーカーも含めて非常に高いことは一般に良く知られている。
特に半導体前工程に関わっている会社や事業部門では20%以上の営業利益率
を達成していることが普通であり、好景気では30~60%にもなる場合がある。
一方、自動車産業は一般的に10%以下であることが多く、自動車部品や材料
メーカーに至るまで同様である。これは会社や時期に依存することはあっても、
それが主たる理由ではなく、産業構造の違いによるもの、すなわち生産効率の
違いによるものであることを説明し、売価アップや固定費圧縮以外に利益率を 
上げる本質は何であるかを様々な産業で高利益率を達成している企業や業種を
例に議論したい。講演の最後にはサムソン電子、TSMC、トヨタ自動車、
キーエンス、NVIDIAの利益構造を固定費・変動費に分けて比較し、さらに
ラビダスが利益を出すための条件も示したい。

第2回:「半導体産業の利益率はどうして高いのか?
 第二弾:固定費型企業の価格戦略と内製・外注の判断ポイント」

前回の講演では半導体産業の損益を固定費・変動費に分けて分析し、
業界全体の高い利益率の源泉は高い生産効率から生まれることを自動車産業と
比較して示した。今回はそれをレビューしつつ、半導体メモリの価格が半値
に下がっても黒字化できる成功条件を、他の産業界での具体例と比較して議論
する。また、外注と内製のどちらが戦略的に良いのか、利益率の観点からの
判断ポイントを合わせて議論したい。

講師プロフィール ■講師:近藤誠一
株式会社レゾナック フェロー
受講対象者 社会人・大学生など
募集人数 最大100名
受講料 無料
参加申込 応募フォームはこちら🔗
締切 第1回:2025年11月11日(火)17時00分
第2回:2025年11月17日(月)17時00分
注意事項 オンラインツールとしてZoomを使用します。
お問合せ 横浜国立大学 地域連携推進機構
成長戦略教育研究センター ベンチャービジネス担当
メールアドレス:vbl★ynu.ac.jp
※メールアドレスは「★」記号を@に置き換えてください。